WAKUWAKU REPORTワクワクレポート

【埼玉県秩父への視察】
【埼玉県秩父への視察】
【埼玉県秩父への視察】
1/22-23の日程で、観光庁へ「日本版DMO候補法人」登録の挨拶と埼玉県秩父おもてなし観光公社へ行きました。
秩父は埼玉県の西側に位置し、山に囲まれた歴史が深い町となっていました。池袋から電車で80分ぐらい。ちかいなかです。
一日目に酒蔵などの見学をして、そこで聞いたのが昔は秩父には酒蔵が20以上もあり、遊郭などもあって結構商業が盛んであったとのこと。また、幕領地であったこと、地理的なことも関係して、治外法権的な部分もあったそうです。
秩父には武甲山があり、そこからとれる石灰は東京のコンクリート資材となり、東京の都市整備に大いに貢献したようです。(現在も採石はされています)
肝心の、秩父おもてなし観光公社ですが、事務局長の井上さんにお話をお伺いしました。(2日目)
公社は一般社団法人で、秩父市、横瀬町、小鹿野町、皆野町、長瀞(ながとろ)町の地域連携DMOとなっています。DMOのために公社ができたわけではなく、もともとあった団体がDMOになったとのこと。
ちちぶ定住自立圏構想観光連携協定を推進する中核団体で、マーケティングやマネジメントを駆使し、稼げる地域を目指すかじ取り役であり、地域の特性や課題を検討しながら事業を展開する役所内ベンチャー法人となっているようです。
また、西武鉄道とコラボレーションを図り、PRも行って右肩上がりの入込数であるとのことでした。
具体的な事業としては、着地型旅行商品の販売、広域レンタサイクル、農泊、物産販売などです。
私が感じた公社は、事業などのスキームがしっかりとあり、フェーズごとに何をやるかがはっきりしていることで、効率的に行うことができているなぁと思いました。
西武秩父駅には、昨年オーブンした温泉が併設されており、タクシーのおじさんによると地元住民よりも観光客の利用が多いそうです。
規模の違いはありますが、参考になる部分はたくさんあり、充実した視察となりました!